大牟田青年部 令和4年12月24日 子供茶道教室

「大牟田市市民活動等多目的交流施設えるる」にて3年ぶりに開催いたしました。

開催にあたっては福岡県の感染防止策チェックリストに基づいて対策を講じて行いました。募集の結果、クリスマスにもかかわらず7名に参加いただきました。

皆さん初参加ということで、最初は緊張されていましたが、サンタ帽をかぶった会員の講義を聞いたり、実際に立ち居振る舞いを一緒にやっていくうちに、段々とそれもほぐれたようでした。会員による盆略点前のデモンストレーションでは皆さん美しい姿勢で見てくれました。今回はクリスマスということで、和菓子処「吉蔵」の上生菓子「聖夜」を準備し、抹茶点て体験で一生懸命に自分で点てた抹茶と一緒に黙食でしたが美味しそうに頬張っていたのが微笑ましく、とても印象的でした。

また、マナー教室のお楽しみ企画として、調理師専門学校にお勤めで、青年部OBの先輩に講師をお願いして、どら焼き作りを班に分かれて行いました。餡はお菓子と同じ「吉蔵」の餡を使いましたので、たいへん美味しくできました。クリスマス仕様でデコレーションに生クリームやチョコペンを使い、皆んな思い思いのどら焼きを作って楽しんでいただけたようでした。

アンケートには他の和菓子も作ってみたい、着物も着てみたい、家族にもお抹茶を点ててあげたい、など全員が「また参加したい」と回答してくれていて、大変嬉しく、会員の励みになりました。

今後も少しでも多くの子供に、お茶に興味を持ってもらえるような行事を開催したいと思います。


宮崎青年部 令和4年11月25日 

子供茶道体験教室 のべおかキャッスル・ハッスル

ケーブルメディアワイワイと延岡青年会議所の共催でのイベント「のべおかキャッスル・ハッスル2022」に参加させていただきました。

このイベントは、11月にリニューアルした内藤記念博物館のガイド付きツアー、茶道体験教室、城山周辺でなぞ解きをしながらゴミを拾う「スポGOMI合戦」の3つの構成になっていてその中の茶道教室を担当させていただきました。対象は小学生で1席20名の2回の講座でした。お席に入ってもらい、お菓子とお抹茶のいただき方を学んだあとに実際に味わっていただき、お茶の簡単な歴史やお茶室にまつわる話など子供たちに興味を持っていただけるような話をしました。コロナ対策として、茶碗の煮沸、お菓子・お抹茶はお盆より各自にとってもらうなどの対策を取り行いました。子供たちの様子にとてもほっこりできたイベントでした。地域のイベントに参加して、少しではありますが茶道の良さを伝えることができたことに感謝いたします。


大分青年部  令和4年11月20日(日)新入会員歓迎・卒業生送別会

令和4年度の新入会員と卒業生を招待して、歓迎会と送別会を同時に開催しました。

5つのグループに分かれて呈茶を行いました。各々お気に入りのお茶碗を持って来てもらい、菓子お茶をいただく場合以外はマスク着用としました。

ビンゴ大会では、景品を準備して楽しく出来ました。

卒業生にブロックからの功労者表彰をお渡ししました。これまで支えてくださった卒業生へ感謝の気持ちをお伝えすることが出来ました。

対面での開催で、お互いに近況報告などが出来たと思います。


宮崎青年部 令和4年11月20日 西都市 行楽

・開催方法 完全現地開催

・ある青年部会員様からのご縁を得て、宮崎初の有機抹茶を製造されている、マルイシゑん様の御茶園 工場(製造工程)を訪問致しました。

懇切丁寧に説明をいただきながら、拝観致しました。

今回は、研修名にあえて「行楽」を入れ、休日、短時間(10:00~12:00迄 その後各人各ご家庭自由)、青年部以外参加者OK、お子様勿論歓迎にしたところ、青年部外の参加者や、お子様の参加者が約半数となり、かなりの盛況でございました。

開放感のある茶園にて、ホンモノの御茶を自然に囲まれた環境で、カジュアルに愉しむことが出来ました。お子様方にとっても、この上ない「野点ピクニック」の経験が出来たと思っております。以上、御報告致します。

 


熊本青年部 令和4年11月6日 飛翔茶会

青年部を卒業される先輩方を送り出す茶会として、飛翔茶会を開催いたしました。今回卒業される4名の内1名の先輩が参加してくださいました。

コロナ禍ではありますが、卒業される先輩をお祝いの気持ちでおもてなししたいと感染対策を十分考慮し行いました。対策として、出席者全員の体温測定、手指消毒の徹底、マスクの着用、茶室・待合の換気、本席では濃茶のみ、例年行っていた会食の代わりに皆で薄茶をいただきました。式典も永年表彰を中心に、なるべく短時間で済むよう工夫しました。

朝夕の冷えから一転して茶会が始まるころには、暖かく、清々しい秋晴れとなりました。このような良き日に無事、先輩を茶会にてお見送りできましたことを嬉しく思います。長時間にならないよう気にかけておりましたところ、皆の協力ですべて滞りなく進み安心しました。参加された先輩に喜んでいただき、卒業してからも茶道との関りは続きますとの心強いお言葉をいただきました。コロナ禍において青年部活動がほとんどできない中、皆と活動することがこんなに楽しいことかと改めて思えた日でした。これからもコロナ対策をしながら、青年部活動に励みたいと思います。


佐賀青年部  令和4年10月1日 第26回 久光製薬秋の茶会

淡交会佐賀支部主管の久光製薬秋の茶会が3年ぶりに開催される事となり、青年部も育成委員会の先生方と合同で立礼席を担当させて頂きました。

育成委員会の先生方は6名、佐賀青年部からは13名という人数制限がある中で

計8席 200名を超えるお客様をお迎えする事ができました。

前回までは野点での立礼席で行われていましたが、今回から新しく建てられた久光ミュージアム内へと場所を移して行われました。

初めての会場設えであり、また感染対策も徹底しなければならない中でのお茶会では終始臨機応変な対応が必要となりましたが、先生方のご指導を頂きながら、滞りなく無事お茶会を終える事ができました。感謝申し上げます。

今後の青年部活動につなげるためにも、皆でしっかりと振り返りをしたいと思います。


佐賀青年部  令和4年9月10日 佐賀県立宇宙科学館「中秋の茶会」

佐賀県立宇宙科学館主催でプラネタリウム鑑賞行事と併せて中秋の茶会を行いました。

参加者は、宇宙科学館スタッフ解説でのプラネタリウム鑑賞のあと、同館テラスで野点のお席としました。

当日は中秋の名月の日でしたが、お茶会の時間は方角的に月が見えなかったため、「月が昇るのを待つ」→「月を呼ぶ」→「ツキ(運)を呼ぼう!」ということで、サブテーマを「幸運を呼ぶ茶会」としました。縁起がいいとされるモチーフが取り入れられた道具組に、暗くなってからの野点ということで、照明などを工夫し、一般のお客様にも楽しめるようにカジュアルなお茶席としました。

感染予防対策として、手指消毒の徹底やお茶碗の使いまわしをしないなどの対応をしました。


熊本青年部 令和4年7月~10月 4回実施  高田焼 数茶碗作成

来年の熊本周年茶会の時に自分たちで作成した数茶碗でお客様をおもてなししたいと思い氷川町の伝七窯で高田焼の象嵌体験を企画しました。高田焼とは八代市や氷川町で製作されている、上品な色合いと端正な形状が特徴の焼き物です。

参加希望部員の都合を聞いて7月から10月の間に4名から7名のグループで、4回実施しました。

成形済みの茶碗に鉛筆で下書きして掘った後、白い粘土(象嵌)を埋め込み、削っていきます。この削る作業が大変で、やはり作成は手間がかかっているんだなと改めて感じました。また、高価で手が出ないイメージの高田焼でしたが、今回の企画で講師の青木さんのお人柄やたくさんの高田焼の作品を見続けて、以前より身近なものになりました。

周年茶会で皆様にお披露目できるのを楽しみにしています。


大分青年部  令和4年10月16日(日)茶杓削り研修

会員研修で茶杓削りを行いました。講師は大分支部副支部長の首藤先生です。 今回の講習会はコロナ感染拡大、台風の影響などにより2度の延期を余儀なくされました。今回開催に至ったことをとてもうれしく思っています。

研修会では、まず初めに先生から竹の特徴から茶杓を作る際の竹の取り方、作成するポイントなどの説明がありました。その後茶杓削りを行いました。先生お手製の彫刻台を一人一つずつ用意していただき、実演を交えた丁寧なご指導、手直しなどもして頂きながら、無事全員茶杓を完成することができました。 研修会に参加されたことのない会員さんも参加していただき和やかな会となりました。会議室が絨毯だったため最後の片付けが少々大変になったことも良い思い出です。

感染対策として、気候の良い季節になったため、今回は広めの会議室で窓を開け常時2方向の換気をおこない、会員同士の間隔が十分にとれるように会場設営をしました。


久留米青年部  令和4年9月23日(金)臨時総会・教養講座(蛤香合作り)

リモートでの総会が続いていましたが、今回、支部長様はじめ支部の先生方にご臨席いただき、3年ぶりに対面での総会を開催することができました。

臨時総会後の教養講座は千代紙を使って蛤をデコパージュし、蛤香合を作りました。短い時間で仕上げられるように担当委員会が事前に下塗りした蛤に、各人が好きなデザインを切り貼りし、世界で一つだけの個性あふれる蛤香合が出来上がりました。自分だけの作品ができた喜びと共に、皆でテーブルを囲み会話をしながら過ごす楽しさを改めて感じました。

出来上がった蛤香合を使って平安貴族も楽しんだ貝合わせも行いました。つがいの蛤を探すゲームですが、これが大変難しく、普段できない体験に笑顔がこぼれました。今回は久々に「作る、学ぶ、遊ぶ」を共有できた貴重な交流の時間となりました。

最後になりますが、青年部活動を通じてできたご縁で貴重な蛤を提供していただきました蒔絵師の谷口博山様に心より感謝申し上げます。

 


久留米青年部  令和4年7月31日(日)青年交流茶会(第52回納涼茶会)

蝉時雨が賑やかに降り注ぐ7月末日、久留米青年部恒例行事の納涼茶会を開催いたしました。今年は、学校茶道の第39回学校茶道合同茶会と共に、「青年交流茶会」と題し、初めて合同で開催いたしました。

当初、学校茶道のお茶席では、学生によるお点前及び点て出しを行う予定でしたが、開催直前のコロナウイルス感染者増加の影響により、学生はお客様として参加するのみで、学校茶道連絡協議会の先生方によるお呈茶に変更しました。また、其々の学校の日頃のお稽古風景を撮影した映像を流し、お客様に観ていただきました。

学校茶道の方々の思いを後押しに、青年部席では「七夕」をテーマに「毎日みんなが笑顔でいれますように」などをはじめ会員其々の願いを記した短冊と共に七夕飾りをし、お客様に心穏やかなひと時を過ごしていただけるよう、一服差し上げました。 

今回、学校茶道を卒業しても、茶道を学ぶ場が広がっていくことをアピールするために、青年部活動報告の動画や展示物を作成し、お客様に観ていただきました。お客様からは、日頃の活動を垣間見ることができて良かったと言っていただきましたので、今後も継続し、青年部会員の増強に繋げていきたいと思います。

感染者数の増減の波に一喜一憂し、大寄せの茶会をすることについて多くのことを考えさせられる日々でしたが、先生方やOBの方々にご助言やご支援をいただきながら、これまでの感染症対策をより一層徹底し、たくさんのお客様をお迎えできたことを嬉しく思います。